院長ブログ

2015年10月アーカイブ

こんばんは。

今回もインフルエンザの話題です。

少し前ですが、日本人の子供を対象にした試験が行われました。
『2008年12月〜2009年3月のインフルエンザ流行期に、12施設で6~15歳の子供334人を対象に行われ、半数にビタミンD入りカプセルを、残りの半数にビタミンDが入っていないカプセルを毎日与えたところ、ビタミンD入りのグループの方がインフルエンザ発症率が42%低かった。と報告されています。(Am J Clin Nutr 2010;91:1255-1260)』
その他にも、ビタミンDにはいろいろな効果が報告されています。

では、そんなに素晴らしい効果が期待できるビタミンDはどのようにして摂ることが出来るのか?

ビタミンDは魚類に多く含まれ、キノコ類、卵類にも多く含まれています。
これらの食物で摂ることが出来ますが、日光浴(紫外線に当たること)をするだけで体内で合成されますので、日光浴を積極的に取り入れれば効果的かつ効率的と思われます。
日光浴時間は紫外線の多い夏は1日10〜15分、春・秋は30分程度でOKでしょう。

しかし、現代人は日光に当たる時間が少ないだけでなく、美肌に有害な紫外線を避けて生活をされている方も多いと思います。そのためか、日本人女性の3人に2人はビタミンD不足、4人に1人は欠乏症というデータがあます。

紫外線が弱くなる冬場や紫外線の影響が気になる方はビタミンDを多く含む食物を意識して摂取することをお勧めします。またサプリメントを活用することも良いと思います。

ただし、ビタミンDを過剰に摂取することによる病気もありますので注意してください。

最後に、ビタミンDが多く含まれている食物

魚類:シラス干し、イワシ、シャケ、アンコウの肝、サンマ、サバ、ニシン
キノコ類:きくらげ、舞茸、干し椎茸
卵類:いくら、数の子、卵黄
肉類:ほとんど含まれていません。

*注意:塩分やコレステロール摂取に制限のある方は卵類の摂取は控えましょう。その代わりに、魚中心のメニューとし意識してキノコ類を摂り入れることをお勧めします。

おしまい
こんにちは。

これからインフルエンザが流行るので、インフルエンザの話をしてみようと思いました。

今回の題名に"そうそう、何か違いはあるのかな?"と思われる方も多いと思います。
インフルエンザ予防接種に来られる患者様からもよく質問されます。

私にも分かりません。

ただ、今までの診察の経験からかかる人とかからない人の違いを少し考えてみました。

私的意見です。

インフルエンザにかかりやすい人の特徴
1:生活が不規則
2:人混みに出かけることが多い
3:ストレスを抱えている
:冷え性
5:集団生活をしている子供がいる

体が疲れていたり冷え性があると、免疫力が低下してインフルエンザに感染しやすくなります。また、子供は免疫力が低いためインフルエンザに感染しやすく、子供の看病で家族が感染することも多いです。
かかりにくい人はこのような特徴が少ないように思います。

では、感染しにくくするポイント。

インフルエンザに感染しないポイント
1:マスクをする
2:外から帰った時、食事前にはしっかりと手洗い・うがいをする
3:定期的な運動と規則正しい生活
4:栄養バランスを考えた食事
5:部屋の湿度は50%以上を保つ 

インフルエンザワクチンの接種を行ったからといって100%感染しないわけではありません。ワクチンの接種を行っても上記の感染しないポイントを守っても、残念ながら感染することもあります。
感染するととても辛い症状が出ますので、出来る予防をしっかりして乗り切りたいですね。

最後に、心臓病を持っている方はインフルエンザに感染すると心臓病が増悪(悪化)する可能性があり、時には生命に関わることもあります。
日頃の定期的な運動は免疫力を上げ自己治癒力が上がり、感染しても重症化することを防ぐことが出来ます。
心臓リハビリテーション(運動療法)はこのような場面でも効果を発揮します。
心臓病のある方は是非、当クリニックで私たちと一緒に心臓リハビリテーションを行い、健康で免疫力のある体作りをしましょう。

おしまい。

抗菌薬について

こんにちは。

前回は風邪と抗菌薬についてお話しました。
今回は抗菌薬についてお話しします。

抗菌薬には沢山の種類があります。
問診、診察、検査などから、原因の細菌をある程度絞り込み抗菌薬を決定します。
また、一度(1日1回の内服)の内服量を多くして治療効果が出る濃度依存型と決められた時間(1日2〜4回の内服)に一定量を飲み治療効果が出る時間依存型とがあります。
最近では前者の濃度依存型の抗菌薬が主流となっています。効果の面でも有効性が確立されていますし、飲み忘れが少ないことが大きな利点だと思います。
(実際、私も薬を内服している時は昼食後の内服を忘れることが多いです)
いずれの型も治療効果を最大限にするための用法、用量で処方されているので、自己の判断で沢山飲んだり、飲む回数を増やしたり、途中で中止したりすることはしないでください。
服薬期間(使用期間)は菌が体から排泄されるまでです。
抗菌薬による問題(副作用)が無ければ、指示されている期間中はしっかり内服してください。

その他、診察中に患者様から聞く言葉ですが、
・以前(時期は不明)処方されていた抗菌薬を飲んでいました。
・家族(または友人)が持っていた抗菌薬をもらって飲んでいました。
これらの行為はとても危険です。行わないでください。
なんでもかんでも抗菌薬を飲めば良いというものではありません。
同じ症状でも、その抗菌薬が有効であるとは限りません。

最後に、抗菌薬に限りませんが、薬を使用した後に副作用が考えられる症状・変化が認められた場合は、自己判断で内服を続けたり、中止したりすることはせずに医師、薬剤師に必ず相談してください。

これからの季節は感染症が増えてきます。インフルエンザウイルス、ノロウイルスも流行ります。
最も大切なことは感染しないこと。いわゆる防御です。
必要以上に人混みの中(特に屋内の人混みの中)に行かないこと、部屋を乾燥させないこと、手洗いうがいをしっかりすることです。
薬の適切な使用、管理で安全に最大限の治療効果が得られるように努力しますので、みなさんもご協力を宜しくお願いします。

おしまい。

風邪に抗菌薬は?

今日は抗菌薬について少しお話しします。

寒くなり始めたこの季節は、朝晩と昼の気温の差が大きく、お部屋も乾燥しやすくて体調を崩し風邪(感染症)を引きやすくなります。
風邪の原因のほとんどがウイルスです。
残念ながら抗菌薬はウイルスに全く効果がありません。
ウイルスによる風邪のほとんどが自分の免疫力で自然に治ります。
その治る過程で引き起こされる(合併する)症状に対してサポートするのがウイルスによる風邪の治療の基本となります。
熱が出たり節々が痛い場合は解熱鎮痛剤(熱冷まし、痛み止め)、咳が出る場合は鎮咳剤(咳止め)、痰が出る場合は去痰剤(痰が出やすくする薬)など訴えのある症状に対する薬を使用して症状を和らげます。それに加えて、水分補給、栄養補給、十分な休養が早く治す近道です。また喫煙されている方は、咳が出ている間だけでも必ず禁煙してください。
では、抗菌薬を使う場合はどのような状態かと言いますと、原則的には細菌感染症が強く疑われるとき、マイコプラズマなどの病原微生物感染症が強く疑われるとき、二次的にそれらの感染を合併しているときなどです。

風邪で受診される患者様は多いのですが、私はいつもこのようなお話をさせていただき必要以上に抗菌薬は投与しておりません。納得される患者様、納得されない患者様・・・様々です。
また、抗菌薬の乱用・多用が多剤耐性菌(抗菌薬の効かない菌)を生み出す原因となっていることも必要以上に抗菌薬は投与しない理由です。

少しでもご理解いただければと思います。

次回は抗菌薬を使うときの注意点のお話をしたいと思います。




こんばんは。
院長の日浦です。

今日は診療が終わってから、研究会へ行ってきました。
最近、高知県でも行われるようになった治療(手術)のお話です。
その治療は経カテーテル大動脈弁植え込み術(Transcatheter Aortic Valve Implantation)、頭文字を取ってTAVI(タビ)と呼ばれています(TAVIについては、ここで私が説明するよりもインターネットなどで調べていただく方が、専門的にいろいろ分かりやすく説明されていますので省略させていただきます)。
日本でもこのTAVIを数多く施行している榊原記念病院の桃原哲也先生が講演に高知県に来てくださいました。
これから増えていくと思われるTAVIを受けられた患者様にも心臓リハビリテーションが保険適応となっています。
桃原哲也先生にTAVIを行った患者様へ心臓リハビリテーションの重要性、必要性をお聞きしました。
TAVI後、運動ができるようになれば積極的に心臓リハビリテーションを行っていくことで、手術を受けられた患者様のその後の再発、増悪などの抑制ができるため、心臓リハビリテーションはとても大切であるとおっしゃられていました。
今回、桃原哲也先生のお話を聞いて、やっぱり心臓リハビリテーションは大切な運動療法であると再認識いたしました。

まだまだ認知度が低い心臓リハビリテーションではありますが、当クリニックでも徐々に増えて来ています。
こんなに良い心臓リハビリテーションをもっともっと多くの人に知ってもらい、参加してもらえるように頑張っていきます。

帯屋町ハートクリニックは心臓リハビリテーションを積極的に取り入れ、包括的治療(運動療法、薬物療法、生活指導)を行い、病気があっても毎日元気で生き生きと暮らせるようにお手伝いしていきます。

宜しくお願いいたします。
こんばんは。
当クリニックもインフルエンザ予防接種を開始いたします。
お知らせにもアップしましたが、ブログの方でもお知らせしておきます。

2015/2016シーズンのインフルエンザ予防接種。
接種開始:2015年10月5日(月)より開始。
     (予約無しでも接種可能ですが、予約も出来ますので診察時間内にご連絡
      下さい。)
接種対象:小学生1年生以上
     (乳児、幼児は小児科での接種をお勧めいたします。)
接種回数:小学生1年生以上〜13歳未満は2回
     (2回接種の場合、接種間隔は4週間ほど空けた方が良いので、1回目は11月
      中旬までに済ませることをお勧めします。)
     13歳以上は1回
接種料金:1回目:2700円(税込み)、2回目:1700円(税込み)
     *2回目の料金は当クリニックで1回目を受けていただいた患者様に適応い
      たします。
      他院にて1回目を受けられ、2回目を当クリニックで行う場合は1回目の料金
      となります。
     *高知市の公費負担、65歳以上、60〜65歳で身体障害者1級相当の方は例年
      通り自己負担金1000円で受けれます。
接種期間:開始〜ワクチンが終了するまで。

ワクチンには限りがあります。
ワクチンが終了次第、接種も終了いたしますのでご了承ください。

インフルエンザやインフルエンザワクチンについて詳しいことは下記の厚生労働省のHPを参照ください。
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/qa.html

あっという間の1ヶ月

こんばんは。
院長の日浦です。
昨日で開院1ヶ月が経ちました。
始まった頃は受け付け、診察、検査、会計など一連の流れがぎこちなく、患者様も少ないのに時間がかかりました。
しかし、各部署の職員が日々努力をしてくれて徐々にクリニック内がスムースな連携となりました。
そして昨日で1ヶ月が経ち、この1ヶ月でとても頼もしい職員になってくれました(涙)!
あとは私のカルテ記載が早くできれば、もっともっとスムースな流れになるのですが・・・(汗)。
ただし、診察には必要な時間をしっかり使います!
まだまだ1ヶ月でひよっこですが、これからもこの職員達とともに頑張っていきたいと思います。
宜しくお願いします。